東名高速道路の上りを走行していると、海老名SAの付近に長い合流路が一番左側の車線にあります。
通常、合流車線は、合流してくる車が走る所なので、本線の車が走行することってありませんよね。
では、本線が混んでいるに、海老名SA付近の長い合流車線に移動して加速し、前の車を追い越してもよいのでしょうか?
それとも、本線から長い合流に移動して走ることは、道路交通法に違反する行為なのでしょうか?
カー雑誌『ベストカー』が調べていましたので結果を紹介しますね。
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進入して走行することはOKだが、追い越しすると違反に
東名高速道路上りの海老名SA付近は、渋滞が頻発するところです。
そのため、長い合流車線に入って走行し、再び走行車線に戻るということをするドライバーがいます。
この長い合流車線は、正確には「付加車線」といい、圏央道海老名JCTや海老名SAからの合流をスムーズにするために作られました。
では、本線から付加車線に入り、走行することは違法なのでしょうか?
実は、移動して走行するだけなら違法ではないんです。
東名高速を管轄する、神奈川県警高速道路交通警察隊厚木分駐所に聞いてみた。
「ご質問の場所に限った話でいえば、走行車線から『付加車線』に移って走行することが交通違反とはいえません。そもそも『付加車線』は『登坂車線』などと同じ扱いになり、走行車線からの進入を禁止するものではありません。しかしそのような利用は本来の『付加車線』設置の目的とは異なりますので我々としては推奨していません。特に走行車線が混雑している際は、海老名SAから加速してくるクルマとの速度差が大きいので大変危険です。また本線がスムーズに流れている時に『付加車線』を使って追い越しを行うと、左側追い越しにより交通違反になる可能性は充分あります。『付加車線』の意図をご理解いただきたいですね」とのこと。
(引用元:ベストカー)
このように、走行車線から付加車線に移って走ること自体は違法ではないんです。
けれど、本線と付加車線の速度差から、危険がかなり大きいので推奨できません。
また、付加車線から前の車を追い越すと、左側追い越しになって、交通違反になるというわけなんです。
渋滞しているときなどに、付加車線が空いていると走りたくなりますよね。
けれど、付加車線は、スムーズな合流が本来の設置目的で結果的に渋滞緩和につながるということなので、空いていても本線から移動して走らないようにしてくださいね。