2014年12月15日に発売された世界初の量産型FCV(燃料電池車)のトヨタ・ミライ。
当初、年間生産台数700台(国内での販売台数400台、アメリカ200台)だったのが、発売1カ月で国内だけで1,500台の受注。そのため、すでに増産すると発表するほど予想以上に人気となりました。
そんなトヨタ・ミライの評価はどうなのでしょうか?また、値引き目標額はいくらなのでしょうか?
カー雑誌『ザ・マイカー』が評価していましたので紹介しますね。
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一歩・二歩先をいく乗用車の未来系
水素を酸素と化学反応させて電気を作り、モーターを回して走るFCV(燃料電池車)。
その世界初の量産型FCV車がトヨタ・ミライです。
現在、水素ステーションの整備が間に合っていないので、気軽に遠出はできませんが、一回の水素の補充での走行距離は650km(JC08モードで測定した時の測定値)になるそうです。
※ちなみに、補給される水素は高圧で補充されているので、セルフ作業は認められていません
そんなミライの良い点は、
・かなりインパクトのあるエクステリアデザイン
・走りはEVだが航続可能距離は格段に長い
・高級車だが国から200万超の補助金なり
(引用元:ザ・マイカー)
です。
※エクステリア:外観
EV:電気自動車(Electric Vehicleの略)
逆に悪い点は、
・水素ステーションの数がまだ限られている
・普及しなければ数年後の下取り査定は暴落?
(引用元:ザ・マイカー)
です。
水素ステーションの数が増えるかどうかが、FCVの普及のカギを握っているんでしょうね。
ちなみに、ミライのスペック(主要諸元)は、以下のようになっています。
《ミライの主要諸元》
全長×全幅×全高(mm) | 4890×1815×1535 |
室内長×室内幅×室内高(mm) | 2040×1465×1185 |
ホイールベース(mm) | 2780 |
車両重量(kg) | 1850 |
最小回転半径(m) | 5.7m |
原動機 | モーター |
最高出力(馬力) | 154 |
最大トルク(kg・m) | 34.2 |
使用燃料 | 圧縮水素 |
水素タンク容量(L) | 122.4 |
動力用電池 | ニッケル水素電池 |
エコカー減税(重量税/取得税) | 100%/100% |
価格(消費税抜き) | 7,236,000円(6,700,000円) |
低重心なので安定性が高い
ミライは、主要ユニットが床下に配置されています。そのため、ガソリン車では不可能な低重心を実現。
そのため、エコカーとは思えないほどのコーナリングとなっていて、ブレーキング時の安定性も高いです。サスペンションはソフトな設定のため、乗り心地は良いです。
また、モーターの最大トルクは34.2kg・mとを発揮するので、加速が力強く、まるでスポーツセダンのようなできになっているそうです。
発売してからしばらくは、官公庁や自治体に導入される可能性が高いそうですが、お役人の車に求められるハンドリングではではないんだとか。
まだまだ一般庶民には遠い存在の車に
ミライは、購入時に国から202万円の補助金が出ます。ですが、それでも500万円以上は資金が必要になります。
なので、今のところは、お金持ちが物珍しさに買う車であり、一般庶民には遠い存在の車です。
ただ、ガソリンエンジン車のように排気ガスを出すのではなく、出てくるのは水なので環境に悪影響を及ぼさないのがとても良いです。
まだまだ数が足りない水素ステーションが増えれば、FCVが普及してくるんでしょうね。
そんなミライの限界値引き目標値は10万円です。(ザ・マイカーより)
というのも、試験販売に近い状況なので、ほぼ減価での提供中であり、値引きの余力はほとんどありません。
フロアマットなどの付属品や無料サービスをどれだけ引き出せるかが、商談のポイントになります。
トヨペット店とトヨタ店の併売なので、上手に競合させるのがコツです。
トヨタ・ミライが成功して、今後FCVが普及するといいですね。